2016.10.19 13:27 更新
2016.10.19 配信
音楽媒体がCDなどの記録メディアからデータへの移行が進む昨今、PCなどのIT機器で音楽を楽しむ層へパイオニアから新提案。USBポートに接続するだけで電源・信号ノイズをカット、高音質化が可能という“USBサウンドクオリティアップグレーダー”の「DRESSING」がリリースされた。ちなみにネーミングは、サラダのドレッシングや着衣のドレスのような「“新しい何か”ではなく、それを使うことで既存のものを良くするアイテム」であることに由来する。
USB端子のBUS(+5V)-GND間の電源波形を計測(右が「DRESSING」有り) |
ラインナップは3モデルで、「APS-DR001」はUSBポートに接続するだけの最もシンプルなタイプ。独自のフィルターにより電源ノイズをカットして高音質化を実現。PCに保存したハイレゾ音源のほか、圧縮音源のファイルやCD / DVDで再生する際も効果があるとしている。
外形寸法はW44×D9×H21mm、重量7g。ボディ表面には、着脱時に持ちやすいプリズム形状が採用されている。
「APS-DR002」と「APS-DR003」は、出力端子も備えた上位モデル。PCのUSBポートに接続して電源ノイズをカットできるほか、USBケーブルとPCの間を中継することで、接続機器への信号ノイズも合わせてカットする。なお、想定売価税抜100,000円の最上位モデル「APS-DR003」には厳選したパーツを採用、より微細なノイズカットにも対応する。外形寸法はいずれもW60×D12×H20mm。
文: GDM編集部 絵踏 一
パイオニア株式会社: http://pioneer.jp/