2016.10.26 00:01 更新
2016.10.25 配信
Pascalアーキテクチャ採用のエントリーGPU、GeForce GTX 1050 Tiを搭載する、グラフィックスカード新製品。MSIからは第1弾として、オーバークロックモデル2製品が用意された。
「GeForce GTX 1050 Ti GAMING X 4G」(市場想定売価税抜19,980円)は、オリジナルのデュアルファン搭載クーラー「TWIN FROZR VI」を採用。冷却性能向上を狙う「トルクスファン2.0」を搭載し、冷却性能と静音性を両立させた。なお低負荷時に冷却ファンの回転が停止するZero Frozrをサポートするのも特徴。
また付属のGAMING APPでは、「OCモード」「ゲーミングモード」「サイレントモード」の切り換えに対応。LED制御や動作クロック、GPU温度、フレームレートが表示できる。さらにAndroid / iOS用のアプリ「Mobile GAMING APP」が用意され、スマートフォンから直接グラフィックスカードをコントロールできる。
主なスペックは、CUBAコア数768基、コアクロックおよびブーストクロックはそれぞれ1,379MHz / 1,493MHz(OCモード) / 1,354MHz / 1,468MHz(ゲーミングモード) / 1,290MHz / 1,392MHz(サイレントモード)。メモリクロックは7,108MHz(OCモード) / 7,008MHz(ゲーミングモード / サイレントモード)、メモリバス幅128bitで、GDDR5 4GBのビデオメモリを実装。出力インターフェイスはDualLink DVI-D×1、HDMI 2.0b×1、DisplayPort 1.4×1。なおこのモデルは補助電源6pin×1を接続する必要がある。
「GeForce GTX 1050 Ti 4G OC」(市場想定売価税抜17,800円)は、全長177mmに抑えたOC仕様のショートタイプモデル。VGAクーラーはシングルファンで、小型PCケースにも収める事ができる。
主なスペックは、CUBAコア数768基、コアクロックおよびブーストクロックはそれぞれ1,341MHz、メモリクロックは7,000MHz、メモリバス幅128bitで、GDDR5 4GBのビデオメモリを実装。出力インターフェイスはDualLink DVI-D×1、HDMI 2.0b×1、DisplayPort 1.4×1。
文: GDM編集部 松枝 清顕
Micro-Star Int'l Co.,Ltd.(MSI): https://jp.msi.com/