2016.10.27 11:55 更新
2016.10.26 配信
Microsoftが10月26日に開催した「Microsoft Windows 10 Event」にて、同社初のプロダクトとなるディスプレイ一体型PC「Surface Studio」が発表された。
ディスプレイには、4,500×3,000ドットの高解像度を誇るコントラスト比1,100:1の28インチ液晶「PixelSense Display」を採用。10点マルチタッチ操作のほか、1,024段階筆圧感知の「Surface Pen」による手書き入力に対応する。
クリエイティブワークを強く意識した製品で、無段階調節可能な「Zero Gravity Hinge」により、水平に近い角度で画面をキャンバスのように扱うことも可能。画面上に載せて使用できるショートカットデバイス「Surface Dial」も同時リリース、もう片方の手で直感的なメニュー選択やアナログ調整ができる。
搭載OSはWindows 10 Pro。最上位構成では、プロセッサがCore i7-6820HQ、グラフィックスにGeForce GTX980M、メモリDDR4 32GB、ストレージは128GB SSD+2TB HDDを実装。Windows Hello対応の500万画素インカメラ、Dolby Audio Premium対応の2.1chスピーカーを備えるほか、ネットワークはギガビットLANと802.11acの無線LANを搭載する。
その他インターフェイスは、USB3.0、miniDisplayPort、SDカードリーダーを装備。外形寸法はディスプレイ部がW637.35×D12.5×H438.9mm、ベース部がW250×D220×H32mm、重量9.56kg。
Surface Book With Performance Base |
ハイエンドな2-in-1デバイス「Surface Book」の新モデル「Surface Book With Performance Base」も同時発表。GPUやバッテリーを内蔵したキーボードベース部分が強化され、従来モデルからGPU性能は2倍、バッテリー駆動時間は最大16時間に向上した。市場想定売価は2,399ドルから。
ディスプレイには、解像度3,000×2,000ドットの13.5インチ「PixelSense Display」を採用、筆圧感知ペン「Surface Pen」による手書き入力にも対応する。プロセッサはSkylake世代のCore i7 / Core i5、グラフィックスはGeForce GTX 965M(Core i7モデル)、メモリ最大16GB、ストレージは最大512GB SSDもしくは1TB HDDを実装する。搭載OSはWindows 10 Pro。
そのほか、ネットワークはBluetooth 4.0と802.11acの無線LANをサポート。500万画素 / 800万画素構成のカメラを備えるほか、インターフェイスはUSB3.0、miniDisplayPort、SDカードリーダーなどを搭載している。
また、Bluetooth 4.1接続のエルゴノミクスキーボード「Microsoft Surface Ergonomic Keyboard」など、「Surface」シリーズ対応のアクセサリも同時に発表されている。
Microsoft Surface Ergonomic Keyboard | Microsoft Surface Keyboard / Microsoft Surface Mouse |
文: GDM編集部 絵踏 一
Microsoft Corporation: http://www.microsoft.com/