2016.11.03 01:03 更新
2016.11.02 配信
スカンジナビアデザインが特徴のFractal Design「Define」シリーズから、新型ミドルタワーPCケース「Define C」がリリースされた。
極限まで無駄を省き、内部空間を最適化することで、一般的なミニタワーPCケースとほぼ同等となるW210×D399×H440mm(突起物やネジ含まず)のコンパクトサイズを実現。さらにグラフィックスカードは全長315mm、電源ユニットは奥行175mm、CPUクーラーは全高168mmまでサポート。水冷用ラジエターも最大360mmまで搭載でき、ハイエンド構成にも耐えられる拡張性を備えている。
ドライブベイをボトムやマザーボードトレイ裏側に移動することで内部空間を確保。またボトム部には、煩雑になりがちなケーブル類を収納できる専用カバーを搭載する |
またフロントパネルとサイドパネルには高密度吸音素材を貼り付け。トップの通気孔にはFractal Designおなじみの「ModuVent」機構を備え、使用する用途に合わせて静音重視、冷却重視を切り替えることができる。
トップの通気孔には「ModuVent」機構を採用。またボトムやフロント部には防塵フィルターを備える |
冷却システムはフロント120 / 140mm×3(「Dynamic X2 GP12」×1標準)、リア120mm×1(「Dynamic X2 GP12」×1標準)、トップ120 / 140mm×2、ボトム120mm×1で、フロント、トップ、リアファンポートは水冷用ラジエターに対応。ドライブベイは2.5 / 3.5インチシャドウベイ×2、2.5インチシャドウベイ×3を備える。
対応フォームファクタはATX、MicroATX、Mini-ITX。I/OポートはUSB3.0×2、オーディオ端子×2で、拡張スロットは7段。重量はソリッドパネルモデルが7.4kg、アクリルウィンドウモデルが6.8kg。
文: GDM編集部 池西 樹
Fractal Design: http://www.fractal-design.jp/