GPU性能大幅向上の「Kirin 960」搭載の最新大画面スマートフォン

Huaweiより、大画面スマートフォン「Mate」シリーズの新モデル「Mate 9」がリリースされた。1月にリリースされた「Mate 8」の後継モデルにあたり、同社最新のハイエンドプロセッサ「Kirin 960」を搭載する。

フルHDディスプレイとユニボディの金属製ボディを採用した、5.9インチスマートフォン。搭載する「Kirin 960」は最高峰のマルチコアパフォーマンスを謳う新開発のオクタコアプロセッサで、前世代のKirin 950からGPU性能は180％向上、電力効率は40％改善した。

また、ライカと共同開発を行った第2世代のデュアルレンズカメラを搭載。F値2.2 / 1,200万画素のRGBセンサーとF値2.2 / 2,000万画素のモノクロセンサーで構成され、レーザーAFや位相差AFなどを組み合わせたハイブリッドオートフォーカス、2倍ズームの光学手ブレ補正などに対応する。

その他スペックは、メモリ4GB、ストレージ64GBなど。搭載OSはAndroid 7.0で、独自UIのEMUI 5.0を採用する。内蔵バッテリーは4,000mAhで、前世代より50％早く充電できる高速充電技術「SuperCharge technology」を搭載。2日以上の電池持ちを謳う。通信規格は最大600Mbps転送のLTE Cat.12に対応、nanoSIM形状のデュアルSIMスロットを備える。

カラーバリエーションは、Black/ Space Gray / Moonlight Silver / Champagne Gold / Mocha Brown / Ceramic Whiteの全6色。また、2,560×1,440ドットの5.5インチディスプレイに6GBメモリ+256GBストレージを搭載した、ポルシェデザインの特別モデル「Mate 9 Porsche Design」も同時リリースされた。

文： GDM編集部 絵踏 一
Huawei Technologies Co. Ltd.： http://www.huawei.com/