2016.11.07 18:12 更新
2016.11.07 配信
電子工作キット「エレキット」シリーズよりリリースされた「TU-8340」は、真空管を採用するプッシュプルアンプキット。
真空管バイアス方式には効率がよく、特性の異なる真空管に対応できる「固定バイアス式」を採用。さらに面倒な調整が不要な新システム“半自動バイアス調整システム”を導入することで、ボタンを押すだけで真空管に最適な調整をおこなうことができる。
また背面部にはウルトラリニア結線(標準)と、三極管結線をワンタッチで切り替えられるモードスイッチを標準装備。最大出力はウルトラリニア結線に比べて小さくなるものの、歪みが小さく、安定した低域サウンドを楽しむことができる。
その他、高周波特性が良好なポリプロピレンフィルムコンデンサや、グローバル使用のRコア電源トランス、ハムノイズ対策とセパレーション向上対策を実施したB電源などを採用する。
付属の真空管はEL34×4本、12AT7×4本で、6L6GC系やKT88系、さらにKT120やKT150などヒーター電流が大きな真空管にも対応。入力端子はLINE×1、出力端子はスピーカ出力端子(4~6.3Ω、8~16Ω)。外形寸法は、W450×D336×H200mm、重量約17kg。
文: GDM編集部 池西 樹
株式会社イーケイジャパン: http://www.elekit.co.jp/