2016.11.08 20:00 更新
2016.11.08 配信
EIZOは、4K解像度(4,096×2,160ドット)表示に対応する、映像制作市場向け31.1インチ液晶ディスプレイ「ColorEdge CG318-4K」をHDR対応にする有償アップグレードサービスの提供を開始する。
現在、HDR映像の最終確認には高輝度ディスプレイが使用されているが、映像制作では周囲を暗くして行うことが多く、制作段階では標準的な輝度で正しい色を再現できるディスプレイのニーズが高まっている。そこでEIZOでは、映像制作に適した300nits前後の輝度と1,500:1の高コントラスト比に対応する「ColorEdge CG318-4K」のアップグレードサービスの提供を決定したとのこと。
なおHDR表示には、映画やスポーツなどの動画ネット配信サービスやブルーレイの標準形式「PQ方式」と、放送向けに採用が検討されている「Hybrid Log Gamma方式」の2種類が用意されているが、今回のアップグレードは「PQ方式」に対応。サービスは専門スタッフがオンサイトにて実施し、適応後は前面のモードボタンで表示を切り替えられるようになる。
なお「ColorEdge CG318-4K」の詳細についてはこちらのプレスリリースを合わせて参照のこと。
文: GDM編集部 池西 樹
EIZO株式会社: http://www.eizo.co.jp/