高い拡張性とメンテナンス性を備えたミドルタワーPCケース

今年6月の「COMPUTEX TAIPEI 2016」で発表された、普及価格帯ミドルタワーPCケース「MasterBox 5」シリーズの国内発売が11日より開始される。本体カラーはブラックとホワイトの2色展開。

ブラックとホワイトの2色がラインナップされる「MasterBox 5」。フロントはメッシュ仕様で、ブラックはソリッドサイドパネルを、ホワイトはアクリルサイドパネルを採用する

ドライブベイやボトムカバーを取り外すことができるモジュラーデザインにより、メンテナンス性を向上。さらに標準的なミドルタワーサイズながら、CPUクーラーは全高167mm、グラフィックスカードは最長410mm、水冷用ラジエターは280mm（ラジエター厚50mmまで）まで対応するなど、優れた拡張性を備えるのも特徴だ。

ドライブベイやボトムカバーを取り外せるモジュラーデザインを採用するため、組み立てやメンテナンスは容易に行える

冷却ファンはフロント120mm×1、リア120mm×1を標準装備し、フロントファンは120 / 140mm×2に増設可能。ドライブベイレイアウトは、5.25インチケージ（2台搭載可能ベイ）×1、2.5 / 3.5コンボケージ（2台搭載可能）×2、SSDベイ×1で、拡張スロットは7段。

その他、25～35mmの裏配線用スペース、フロントおよびボトム部のダストフィルターなどのギミックを搭載。I/OポートはUSB3.0×2、オーディオ入出力×2で、ホワイトモデルはサイドパネルにアクリルウィンドウを備える。外形寸法は、W220×D500×H475mm、対応フォームファクタはATX、MicroATX、Mini-ITX。

文： GDM編集部 池西 樹
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