2016.11.15 12:47 更新
2016.11.14 配信
産業用途で要望が多い、高信頼パラレルATA SSDを構築できるSSDコントローラ「GBDriver RA9」がTDKから登場した。
NANDフラッシュは、最新2xnm世代を含む8KByte/page、4KByte/page、2KByte/page構造のSLCサポート。パッケージはTQFP128pinおよび、VFBGA121pinが選択でき、SSD容量は128MB~64GBまで対応する。
従来モデル「GBDriver RA8」からランダムアクセス性能を大幅に向上。さら従来の最大2倍にあたる512Byte / 30bit ECC機能と、オートリフレッシュ機能を搭載することで、データの信頼性を高めた。
その他、すべてのメモリ領域の書き換え回数をカウントし、均等にブロックの置き換えを行う「全領域スタティック・ウェアレベリング機能」、書込中に電源遮断がおきた場合でもデータを保持できる「対電源遮断アルゴリズム」、パスワード設定によりデータを保護する「プロテクト機能」などを備える。
コントローラの発売は2017年1月、本コントローラを搭載するコンパクトフラッシュカードとパラレルATA SSDは2017年4月より販売が開始される予定。
文: GDM編集部 池西 樹
TDK株式会社: http://www.tdk.co.jp/