2016.11.29 12:00 更新
2016.11.29 配信
「EKAM Board」は、小規模オフィス向けネットワーク製品をオープンソースで開発できるProject EKAM準拠のネットワークアプライアンス向けリファレンスマザーボード。フォームファクタはMini-ITXで、ファンレス駆動に対応する。
実装されるプロセッサは、Intelのサーバー向け省電力SoC Atom C2558(4コア / 2.40GHz / キャッシュ2MB / TDP15W)で、メモリはDDR3L-SODIMM×2(1,333MHz)、ストレージはSATA3.0(6Gbps)×4で、ネットワークはギガビットLAN×2(RJ45×1 / SFP×1)。
また基板上には5ポートのL2マネジメントスイッチ(PoEにもオプションで対応)を標準装備。さらに開発環境も無償提供されるため、手軽にオリジナルルーターやMTUを開発することができる。
その他、拡張スロットはPCI-Express(x1)×1、ハーフサイズminiPCI-Express×1、インターフェイスはUSB2.0×4(内部×2 / 外部×2)、コンソール×1で、電源はDC12VまたはDC54V(オプションPoEモジュール搭載時のみ)のACアダプタに対応する。
文: GDM編集部 池西 樹
株式会社CASO: http://www.caso.co.jp/