2016.12.13 10:44 更新
2016.12.12 配信
AMDはディープラーニング向けGPUアクセラレーター「Radeon Instinct」シリーズを発表した。
対応するオープンソースライブラリ「MIOpen」や、ディープラーニング向けフレームワーク「AMD ROCm」の提供も開始され、従来より高度かつ高速なマシン学習システムを構築できるという。
「MI6」は、Polarisアーキテクチャを採用するエントリーモデル。半精度浮動小数点性能は5.7TFLOPS、メモリは16GB、消費電力は150W未満で、サーバー内のエアフローを利用して冷却するパッシブクーラーを搭載する。
「MI8」は、HMBメモリを搭載するFijiアーキテクチャ採用のショートモデル。半精度浮動小数点性能は8.2TFLOPS、メモリ容量は4GB、消費電力は175W未満で、こちらもパッシブクーラーを搭載する。
「MI25」は、AMDの次世代アーキテクチャVegaを採用するハイエンドモデル。半精度浮動小数点性能は約25TFLOPSとされ、NVIDIA Pascalアーキテクチャを超えるパフォーマンスを発揮するという。消費電力は300W未満で、冷却システムはパッシブクーラーを搭載する。
文: GDM編集部 池西 樹
AMD: http://www.amd.com/