2016.12.20 16:02 更新
2016.12.20 配信
産業用のカスタムPCを手がけるコンテックから、IoTアプリケーション向けの組み込みPC「ボックスコンピュータ」の新モデルがリリース。ラインナップは4製品で、いずれもロックダウン機能や高度なセキュリティ機能を備えたWindows 10 IoT Enterprise(64bit版)を搭載している。
「BX-956SD-DC781724」は、UL規格を取得したグローバル対応のデジタルサイネージ・装置向けの組み込みPC。ファンレス・スリットレスでわずか29mm厚を実現した、薄型ボディを特徴とする。
同じくデジタルサイネージ・装置向けモデルには、「BX-220D-DC781724」もラインナップ。ファンレス・スリットレスの小型モデルで、大きさは新書サイズ。独自のインテリジェントRAS機能を搭載し、異常発生時のログ保存などに対応している。
BX-220 | BX-830 |
「BX-830D-DC781724」は、鉄道規格EN50155に適合した鉄道・車載向けモデル。-40~70℃の温度域で起動・安定動作する製品で、鉄道車両などの移動体や苛酷な環境下での使用に適している。
同じく鉄道・車載向けモデルとしては、「BX-830D-DC781724」もリリースされた。35mm DINレールマウントタイプの制御盤組み込み向け製品で、外部PCI-Express拡張コネクタを搭載。PCI-ExpressまたはPCI拡張カードにより、デジタルI/O、アナログI/O、モーション制御などの機能拡張に対応する。
なお、いずれもプロセッサはクアッドコアのIntel Atom E3845(1.9GHz)、メモリはDDR3L 4GBを実装。拡張スロットとしてCFastスロットを備えている。
文: GDM編集部 絵踏 一
株式会社コンテック: http://www.contec.co.jp/