2017.01.05 11:34 更新
2017.01.04 配信
本日から米ラスベガスにて開幕する「CES 2017」に先駆け、ASUSのプレスカンファレンス「Zennovation」にて最新スマートフォン2機種が発表された。
ZenFone AR(ZS571KL) |
「ZenFone AR(ZS571KL)」は、GoogleのAR技術「Tango」とVR技術「Daydream」に対応する5.7インチスマートフォン。昨年にTango対応モデルとしてレノボから発売された「PHAB2 Pro」を上回るハイスペック機種であり、Daydreamにも同時対応するスマートフォンとしては世界初登場となる。
ディスプレイは2,560×1,440ドットの有機ELを採用、プロセッサはQualcomm Snapdragon 821(2.35GHz)、メモリ最大8GB、ストレージ最大256GBを実装する。搭載OSはAndroid 7.0で、独自のZenUI 3.0が採用される。
また、第2世代レーザーAF・デュアルPDAF・コンティニュアスAFを組み合わせた「TriTechオートフォーカス」に対応する2,300万画素のメインカメラを搭載。4軸光学手ぶれ補正や4K動画撮影にも対応している。
そのほか、ネットワークはBluetooth 4.2と2×2 MIMOの802.11ac無線LANをサポート。デュアルSIMスロットを備え、4G+3GのデュアルSIMデュアルスタンバイに対応する。外形寸法W77.7×D158.67×H4.6~8.95mm、重量170g。バッテリー容量は3,300mAhを内蔵、Quick Charge 3.0の急速充電が利用できる。
ZenFone 3 Zoom(ZE553KL) |
「ZenFone 3 Zoom(ZE553KL)」は、「Zenfone Zoom」の後継モデルにあたる最新のカメラ特化スマートフォン。1,200万画素のメインレンズと1,200万画素のズーム用レンズを組み合わせたデュアルレンズカメラが特徴で、2.3倍の光学ズーム撮影に対応している。
独自のSuperPixelテクノロジーとF値1.7の明るいレンズ、ソニー製イメージセンサーを搭載。「TriTechオートフォーカス」はじめ「ZenFone AR」同様のカメラ機能が利用可能で、1,300万画素のフロントカメラも備える。
ディスプレイはフルHDの5.5インチ有機ELを採用、プロセッサはQualcomm Snapdragon 625(2GHz)、メモリ最大4GB、ストレージ最大128GBを実装。OSはAndroid 6.0(ASUS ZenUI 3.0)を搭載する。
そのほか、ネットワークはBluetooth 4.2と無線LANをサポート、通信方式は4G+3GのデュアルSIMデュアルスタンバイに対応。外形寸法W77×D154.3×H7.99mm、重量170g。5,000mAhの大容量バッテリーを内蔵する。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
ASUSTeK Computer Inc.: http://www.asus.com/