2017.01.05 12:30 更新
2017.01.05 配信
バッファローの法人向けNAS「テラステーション 5010」シリーズに、「IEEE 802.3bz」対応ファームウェアの提供が開始された。
「IEEE 802.3bz」は、2016年9月に標準規格化された理論値最大5Gbpsの新Ethernet規格。より高速な10ギガビットLANシステムでは、既存のCat5e/Cat6ケーブルを使用すると最大転送速度が1Gbpsに制限されるため、ケーブルの再敷設など、大規模なインフラ整備が必要になる。一方「IEEE 802.3bz」では、スイッチのみの変更で2.5Gbpsまたは5Gbpsの高速通信に対応。設備費用を抑えつつネットワークシステムの高速化が可能となる。
「TS5410RN」シリーズ |
今回ファームウェアの提供が開始されたのはラックマウントタイプの「TS5410RN」シリーズ、Cubeタイプの4ベイモデル「TS5410DN」シリーズ、Cubeタイプの2ベイモデル「TS5210DN」シリーズの計3モデル。なお同社では対応スイッチ「BS-MP20」シリーズも今春発売予定だ。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
株式会社バッファロー: http://buffalo.jp/