2017.01.05 16:11 更新
2017.01.04 配信
昨年11月にSDアソシエーションが発表した新仕様“Applicaiton Performance Class 1”(A1)規格に準拠するmicroSDカードの新製品。
元々モバイル端末のデータストレージ用として使われることが多かったmicroSD。しかしAndroid 6.0(Marshmallow)では、デバイス専用にフォーマットを行うことで内蔵ストレージのように使用する「Adoptable Storage」機能が追加。アプリケーションなどのインストールが容易に行えるようになった。
そこでSDアソシエーションでは、10MB/sec以上の持続シーケンシャルアクセスに加え、ランダム読込1,500 IOPS、書込500 IOPSの転送速度を要求するA1規格を制定。本規格に準拠したmicroSDカードなら、スマートフォン/タブレットのアプリケーションを高速に起動・動作させることができるようになる。
容量ラインナップは256GBのみ、最大転送速度は95MB/secで、製品にはSDカードアダプタが付属。なおアメリカでは1月中に発売が開始される予定だ。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
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