2017.01.11 11:06 更新
2017.01.09 配信
「COMPUTEX TAIPEI 2016」のブースレポートで一報をお届けした、Phanteks「Enthoo Elite」が正式発表。EEBやE-ATXフォームファクタにも対応する大型のフルタワーケースで、ボトム部分にはMini-ITXマザーボードを追加で搭載可能。電源ユニットも2基までサポートされ、ケース1台でデュアルシステムを構築できる。
カラーバリエーションはブラックとグレーの2色。外装パネルはサンドブラスト処理を施した4mm厚アルミニウム製。さらに左サイドパネルには、ヒンジ固定の4mm厚強化ガラスパネルを採用し、ケース内のドレスアップにも対応する。
左サイドの強化ガラスパネルは、ヒンジ固定のため簡単に開閉できる |
冷却システムはフロント120/140mm×4、トップ120mm×4または140mm×3、ボトム120mm×4または140mm×3、ケース内部120/140mm×3、サイド120mm×3または140mm×2、リア120/140mm×2。水冷用ラジエターはフロント560mm、トップ、ボトム、ケース内部が480mm、サイド360mm、リア140mmに対応し、120mmファンなら最大20台まで搭載できる。
フロントには最高560mmの超大型ラジエターを搭載することができる |
ドライブベイレイアウトは3.5インチシャドウベイ×13(×6標準)、2.5インチシャドウベイ×6(×4標準)、拡張スロットは10段。その他、RGB LEDライティング機能や着脱式のダストフィルタ、35mmの裏配線用スペースなどのギミックを備える。
外形寸法は、W270×D650×H750mm、重量33kg。I/OポートはUSB3.0×4、マイク端子×2、ヘッドホン端子×2、HDMI2.0×1、USB3.1 Type-C×1、RGBコントロールホイールを搭載。また製品には140mmファン×5、ファンハブ×2、ポンプブラケット、拡張カード垂直設置用ブラケット、デュアルシステム用ブラケットなどが付属する。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
Phanteks: http://phanteks.com/