φ6mm×6本のヒートパイプを搭載する高冷却モデル

Thermalrightのトップフロー型ロープロファイルクーラー「AXP-100R H」「AXP-100H Muscle」の国内発売日および、市場想定売価がアナウンスされた。

AXP-100H Muscle

「AXP-100」シリーズの後継モデルで、全高を58mmから65mmに7mm上げることで周辺コンポーネントとの干渉を解消。電源回路に大型のヒートシンクを搭載するハイエンドマザーボードにも搭載できるよう改良されている。

また受熱ベース部にはφ6mm×6本のヒートパイプを搭載。CPUの熱を素早くヒートシンク全体に移動、放熱することで、TDP180Wに対応する高い冷却性能を実現した。

ヒートシンクはアルミニウム製、冷却ファンはL108×H101×W14mmの「TY-100 BW」で、回転数は900～2,500rpm、風量27.3～75.7㎥/h、騒音値22～30dBA。なお「AXP-100R H」は付属の拡張ファンマウントキットを使用することで、ラウンド型140mmファン「TY-140」シリーズまたは、標準的な120mmファンへの換装にも対応する。

「AXP-100R H」には140mmラウンドファンや120mmファンに対応する拡張マウントキットが付属する

外形寸法は、「AXP-100R H」がW105×L121×H65mm（ファン含む）、重量360g（同）。「AXP-100H Muscle」がW105×L119×H65mm（同）、重量296g（同）。対応プラットフォームはInte LGA 775/115x/1366/2011（「AXP-100R H」のみ）/2011 v3（同）、AMD Socket AM2/AM2+/AM3/AM3+/FM1/FM2/FM2+。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
Thermalright： http://www.thermalright.com/
株式会社ディラック： http://www.dirac.co.jp/