店舗の窓ガラスやショーウィンドウをデジタルサイネージ化

透明モードとスクリーンモードを使い分けることができる透明スクリーン「XC-CSG01G」がパナソニックから。制御ボックスで簡単にモードの切り替えができるため、店舗の窓ガラスやショーウィンドウのデジタルサイネージ化に向く。

ガラスパネルには、特殊ポリマとカプセルを入れた「透明-白濁スイッチング層」と「色調コントロール層」で構成される高コントラスト調光フィルムを内蔵。後者はスクリーンモード時に、外光を大きく吸収するため、画質劣化が非常に少なく、高コントラストな映像を明るい室内環境でも表示することができる。

また透明モード時は、「透明-白濁スイッチング層」に電圧をかけることで、内部液晶分子の配列を規則的に変更することで光を透過。さらにガラス表面に反射低減処理（ARフィルム貼合：オプション）を行うことで、表面反射を抑制。透過率約68％の透明度を実現した。

水平方向には複数枚のガラスパネルを統合でき約221型（16:9）の大画面化に対応。映像の表示はプロジェクタ（リア投射方式）にて行い、システム制御は制御ボックスで統合時に行うことができる。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
パナソニック株式会社： http://panasonic.jp/