2017.02.08 15:12 更新
2017.02.08 配信
大会議室や講堂など、大型スクリーンへの投映に向く、4K UHD(約830万画素)対応、明るさ5,000ルーメンを実現したプロジェクターの新製品。
4K用DLPチップを採用する事で、8,294,400画素(0.66型/アスペクト比16:9)の表示解像度に対応。表形式の資料や設計図面、デザイン画などの細部を高精細に投映する事を可能とした。
また水銀ランプを使用しない、ランプフリー(レーザー)による約2万時間の長寿命光源、投写位置を補正するレンズシフト機能、離れた場所からプロジェクターに4K信号を伝送できるHDBaseT対応機能、さらに動画や静止画の信号の解像度を高めて出力する機能などを備えた。
投写画面サイズは95~200型で、投射距離は95型投映時で約2.9m(Wide時)、色再現性はフルカラー(約10億7,000万色)に対応。投映レンズは手動光学1.5倍ズーム(手動フォーカス)で、レンジシフトは縦±60%/横±25%。
インターフェイスはRGB 15pin D-Sub×1(1,920×1,200)、コンポーネント(1,920×1,080)、HDMI×2(HDCP2.2/HDCP1.3 最大3,840×2,160)、RJ-45×1(HTBaseT 最大3,840×2,160)。
消費電力は最大600W、待機時最大0.5W。外形寸法はW471×D565×H206mm、重量約19.8kg。
なおビジネスプロジェクターの市場は、1080Pや4K高解像度モデルが現在の1割以下から、2020年までに3割への拡大(Futuersource調べ)が見込まれているという。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 松枝 清顕
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