2017.02.17 13:30 更新
2017.02.17 配信
13.3インチ(1,366×768ドット/LEDバックライト/ノングレア)液晶を備えた、モバイルシンクライアントの新製品。本体にデータを一切保持する事なく、リモートサーバーまたはクラウドにアクセスするセキュアな端末として、計4製品がラインナップする。
「mt178L」に搭載されるOSはLinuxベースの自社開発「Atrust OS」を搭載。直感的な操作や設定を可能にする「Atrustクライアントセットアップ(ACS)」がプリインストールされ、デバイスマネージャー経由でシステムの構築から導入、配信などのクライアント管理を行うことができる。なお自動設定管理ツール「Atrustオートセットアップ」を利用すれば、数千台規模のAtrustシンクライアントを素早く管理できる。
プロトコルは標準的なVMware Horizon View(PCoIP、RDP、Blast)、Citrix XenDesktop、Citrix XenApp、Microsoft RDP with RemoteFXをサポート。柔軟な仮想デスクトップ環境を提供する。
CPUはIntel Bay Trail Dual Core 1.58GHzで、システムメモリは2GB(mt178W10のみ4GB)、フラッシュメモリは「mt178L」が4GB、「mt178W/W7」が8GB(工場出荷時オプションで16/32/64GBに対応)、「mt178W10」が16GB(工場出荷時オプションで32/64GBに対応)。
インターフェイスはUSB3.0×1、USB2.0×2、D-Sub×1、ヘッドホン×1、マイク×1、RJ45×1 |
ネットワークはIEEE802.11ac無線LAN、ギガビット有線LAN。バッテリは2,000mAh(29.6Wh)で、外形寸法はW319×D223×H20.5mm、重量約1.2kg。
なお「mt178W」シリーズのOSは、「mt178W」がWindows Embedded 8 Standard、「mt178W7」がWindows Embedded Standard 7、「mt178W10」がWindows 10 IoT 2016 Enterprise for ThinClients。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 松枝 清顕
株式会社アスク: http://www.ask-corp.jp/
Atrust Computer: http://www.atrustcorp.jp/