ノートPCへの給電機能や充実インターフェイスを備えたグラフィックスドック

昨年12月にグローバルリリースが打たれた、ASUSの外付けグラフィックスユニット「ROG XG STATION 2」が国内向けに発売決定。PCI-Express（x16）の市販グラフィックスカードを内蔵可能で、ノートPCにデスクトップ同等のGPU性能を付与することができる。

帯域幅40GbpsのThunderbolt 3（USB3.1 Type-C互換）を使用してPCと接続。内部にはNVIDIA GeForce GTX 900シリーズ以降、AMD Radeon R9/RX400シリーズ以降のグラフィックスカードを格納可能で、余裕のある構造から2.5スロット厚の大型モデルにも対応する。電源ユニットは80PLUS GOLD認証の600Wを搭載。グラフィックスカード用に最大500W、接続したPC向けに最大100Wの給電が可能だ。

また、フロントに通電時に放電が起こるプラズマ管を内蔵。Aura Sync対応のASUS製グラフィックスカードと同期できる、鮮やかなイルミネーション機能も備える。

そのほか、インターフェイスはUSB3.0×4、ギガビットLANポートを実装。PC側のポートを使用することなくマウス・キーボードなどのUSB機器を接続可能で、ノートPCに有線LANがない場合も本機を介してネットワークに接続できる。なお、別途備えるUSB3.0 Type-BポートでPCと接続することで、Thunderbolt 3の帯域を損なうことなくUSB機器が利用できる。外形寸法W158×D456×H278mm、重量5.1kg。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
ASUSTeK Computer Inc.： http://www.asus.com/