2017.02.27 12:52 更新
2017.02.25 配信
現地時間の27日にスペイン・バルセロナにて開幕する「MWC 2017」に先駆け、BlackBerryから最新スマートフォンの「BlackBerry KEYone」が発表された。端末はBlackBerry製ではなく、同社からライセンスを取得したTCL Communication(本社:中国)が製造する。
最大の特徴は、BlackBerryの代名詞でもある物理QWERTYキーボード。スペースキーには指紋認証センサーを内蔵するほか、アプリをワンタッチで起動できる最大52のショートカットを各キーに割り当てることができる。
ディスプレイは、3:2という珍しいアスペクト比を採用する解像度1,620×1,080ドット(433ppi)の4.5インチ液晶を採用。プロセッサはQualcomm Snapdragon 625(2.0GHz)、メモリ3GB、ストレージ32GBを実装する。
OSはAndroid 7.1ベースの「World’s most secure Android software platform」を搭載。SNSやメールなどの各種通知を一元管理できる「BlackBerry Hub」や、アプリ単位の監視に対応する最高レベルのセキュリティ「DTEK by BlackBerry」を備えている。
そのほか、カメラ機能は800万画素のフロントカメラと、ソニー製イメージセンサー「IMX378」を内蔵した1,200万画素のメインカメラを搭載。バッテリー容量はシリーズ最大となる3,505mAhを内蔵、36分で50%充電が完了する急速充電機能も備える。
外形寸法W72.5×D149.3×H9.4mm、重量180g。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
BlackBerry Limited: http://global.blackberry.com/