2017.02.28 12:45 更新
2017.02.27 配信
Futuremarkは、VR環境のパフォーマンスを測定する「VRMark」に新テスト項目「VRMark Cyan Room」を追加する。
「VRMark Cyan Room」は、現在実装されている「VRMark Orange Room」と「VRMark Blue Room」の中間に位置するDirectX 12ベースのVRテスト。比較的ライトなVRシステムのパフォーマンス計測に向く。なお従来同様VRヘッドセットの他、標準的なディスプレイに対応し、システムのレンダリング品質を目視することができる。
またモバイル環境でのVRプラットフォームのパフォーマンスを測定する「VRMark benchmarks for mobile VR」も準備中。こちらはGoogle Daydream、Google Cardboard、Samsung Gear VR等に対応し、デバイスのピーク性能の他、発熱、バッテリー駆動時間などを総合的に判定できる。
同時アナウンスされた「Servermark」は、標準的なサーバーパフォーマンスをテストする新しいベンチマークスイート。仮想システムのパフォーマンスを計測する「Virtual Desktop Infrastructure」と、メディアサーバーのパフォーマンスを計測する「Servermark Media Transcode」の2種類のテストについては近日中に公開予定。さらに今後Webサーバー、ファイルサーバー、データベースサーバー向けテストが追加される。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
Futuremark Corporation: http://www.futuremark.com/