2017.02.28 18:44 更新
2017.02.28 配信
2015年11月にグローバル市場向け販売が開始された、売価5ドルの超小型Linux PC「Raspberry Pi Zero」に、無線LAN機能とBluetooth機能を追加したバリエーションモデルが登場した。
ワイヤレスチップは「Raspberry Pi 3」と同じCypress「CYW43438」で、IEEE 802.11nとBluetooth 4.0に対応。昨年5月に追加されたカメラコネクタも標準装備され、これまで以上に幅広い用途で利用できる。
プロセッサは1GHzのシングルコアで、メモリはLPDDR2 512MB。インターフェイスは、miniHDMI×1、microSDスロット、microUSB×2(電源×1/データ×1)を備える。また「Raspberry Pi Zero W」専用の公式ケースも同時リリース。トップカバーはインターフェイスを使用しないソリッドタイプの他、GPIOアクセス用とカメラ用の3種が付属する。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
Raspberry Pi Foundation: http://www.raspberrypi.org/