2017.03.08 11:15 更新
2017.03.07 配信
AMDがサンフランシスコで開催したプレス向け発表会にて、かねて投入が予告されていたハイエンドサーバー向けプロセッサ「Naples」の概要を発表した。「Ryzen」と同じZenアーキテクチャを採用するCPUで、ネーミングはイタリアの都市ナポリの英語表記に由来する。
32コア64スレッドを搭載し、最大2ソケットのマルチCPU構成に対応。2ソケット時は最大64コア128スレッドで動作、CPU間の通信には「Ryzen」で初採用された内部バス「Infinity Fabric」で接続される。
また、DDR4-2400MHz対応のメモリコントローラを内蔵。ソケットあたり8チャンネルの16DIMMスロットに対応し、2ソケット時には最大32スロットかつ最大4TBのDDR4メモリを実装可能という。PCI-Express3.0コントローラも内蔵され、ソケットあたり64レーン、最大128レーンに対応する。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
AMD: http://www.amd.com/