2017.03.10 10:28 更新
2017.03.09 配信
24時間365日の連続駆動を前提にしたエンタープライズデータセンター向けHDD、Seagate「Enterprise Capacity 3.5 HDD」に、12TBの大容量モデルが追加された。
磁気ヘッドは垂直磁気記録(PMR:Perpendicular Magnetic Recording)方式で、内部に空気よりも軽いヘリウムを充填することで内部抵抗を軽減。これにより、他社の同容量ドライブに比べて電力効率は最大21%向上、データセンターのTCO削減効果が期待できる。
フォームファクタは標準的な3.5インチで、インターフェイスはSATA3.0(6Gbps)またはSAS 12Gbpsに対応。回転数は7,200rpm、キャッシュ容量は256MBで、転送速度はシーケンシャル読込最高261MB/sec、書込249MB/sec、ランダム読込170 IOPS、書込400 IOPS。
外形寸法は、W101.6×D147×H26.11mm、重量650g。MTBFは250万時間、製品保証は5年間。セクタは512eと4Kの2種で、それぞれ自己暗号化ドライブ(SED)とFIPS 140-2自己暗号化ドライブ(SED-FIPS)が用意される。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
Seagate Technology: http://www.seagate.com/