電源回路とCPUをまとめて冷却するモノウォーターブロック採用

ASUSのゲーミングブランド「R.O.G.」シリーズより、Intel Z270チップを採用するATXマザーボード「ROG MAXIMUS IX EXTREME」がリリースされた。

DIY水冷システム向けに開発されたゲーミングマザーボードで、CPUと電源回路をまとめて冷却できるBitspower製モノウォーターブロックにより、水冷システムの欠点でもある電源回路の冷却性能を改善。また「Aura RGB LED」に対応するLEDライティング機能に加え、流量検出機能、入出力温度モニタリング、水漏れ検出機能を標準装備し、安全性にも配慮した。

さらにベースクロックの設定範囲を拡大するクロックジェネレータ「PRO Clock」、電圧とベースクロックの細やかな制御できる「TPU」、必要な電力を正確に供給する「DIGI+ VRM」などのオーバークロック機能を備え、Kaby Lakeの持つパフォーマンスを最大限に引き出すことができる。

その他、4,133MHzまでの高クロック動作を可能にする「第3世代ASUS T-TOPOLOGY設計」、低インピーダンスかつ高効率な「ProCool電源コネクタ」、静電気やサージからLANコネクタを保護する「LANGUARD」、電磁干渉を抑える「Copper Plated PCB Edge」、バックパネル一体型リアインターフェイス「Pre-Mounted I/Oシールド」などの独自機能を採用する。

• ソケット：LGA1151
• チップセット：Intel Z270
• フォームファクタ：E-ATX
• メモリスロット：DDR4-4133MHz×4（最大64GB）
• 拡張スロット：PCI-Express3.0（x16）×3、PCI-Express3.0（x4）×1
• ストレージ：SATA3.0（6Gbps）×8、M.2×2
• LAN：ギガビットLAN×1（Intel I219V）、IEEE 802.11ac無線LAN（MU-MIMO）、Bluetooth 4.1
• サウンド：SupremeFX（S1220）
• インターフェイス：USB3.1×2（Type-A/Type-C）、USB3.0×6、ギガビットLAN×1、オーディオジャック×5、光オーディオ端子×1、HDMI×1、DisplayPort×1
• サイズ：305×272mm

文： エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
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