2017.03.14 15:09 更新
2017.03.14 配信
「COMe-bBD7」は、最大16コアを内蔵するサーバー向けSoC、Xeon D-1500シリーズを搭載する組み込み向けCOMe Type 7カード。最大32GBのECCメモリや、2ポートの10ギガビットLAN、Intel I210ITによるギガビットLANに対応し、データセンタークラスのパフォーマンスを備えたコンパクトシステムを可能にする。
またATXキャリアボード「COMe Eval Carrier T7」も同時リリース。拡張スロットや各種インターフェイス、ピンヘッダ、電源コネクタなどが実装され、一般的なATX環境のコンポーネントを使い、簡単にシステム開発を行うことができる。
「COMe-bBD7」のSoCは、Xeon D-1577(16コア/1.30GHz/キャッシュ24MB/TDP45W)を筆頭に計10モデルが選択可能。メモリスロットはDDR4-SODIMM×2(ECC対応/最大32GB)、ストレージは32GB SLCを標準装備し、SATA3.0(6Gbps)×2を増設可能。PCI-Expressレーンは3.0が24レーン、2.0が8レーンで、USBポートはUSB3.0×4を搭載する。
対応OSは、Windows 10/7、Windows Server 2016/2012 R2/2012、Linux、VxWorks 7.x。なお標準温度域(0~60℃)に加え、インダストリアルグレード(-40~85℃)モデルが用意される。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
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