2017.03.21 10:47 更新
2017.03.17 配信
IntelとMicronが共同開発した新不揮発性メモリ「3D Xpoint」を採用する、データセンター向けSSD「Optane SSD DC P4800X」がIntelから正式発表された。
「3D XPoint」では、メモリセルを高密度に充填する「Cross Point Array Structure」や、メモリダイを積層する「Stackable」構造、メモリセルへのシンプルなアクセスを可能にする「Selector」機能を搭載。これにより、既存NANDフラッシュに比べてレイテンシを最大1,000倍まで短縮することができるという。
今回アナウンスされた「Optane SSD DC P4800X」は、PCI-Express3.0(x4)接続のHHHLフォームファクタモデル。容量は375GB、レイテンシは書込/読込とも10μs以下、ランダムアクセス性能は読込550,000 IOPS、書込500,000 IOPSで、耐久性は30DWPD、書込耐性は12.3PTBに達し、データセンターの耐久性・信頼性を損なうことなく、パフォーマンスを大幅に引き上げることができる。
なお製品は早期出荷プログラム対象ユーザーから順次開始され、2017年後半からは容量やフォームファクタが拡大される。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
Intel Corporation: http://www.intel.com/