2017.03.28 19:00 更新
2017.03.27 配信
Samsungより、爆発・発火問題でリコールされた「Galaxy Note 7」の再生計画がアナウンス。今年1月に事故原因が解明されたことに関連し、必要な改修が施された再生品の出荷も予定されている。
2016年8月に同社のフラッグシップモデルとして発売された「Galaxy Note 7」は、度重なる不具合問題の発生により全世界で販売・生産を停止。日本国内では未発売ながら、合計300万台以上におよぶ端末が回収された。
今回発表された再生計画によれば、問題のあったバッテリーなどを換装した再生品が販売されるほか、レンタル端末として出荷される。販売やレンタルに関しては、規制当局や通信事業者との協議、現地需要などを考慮し、投入する市場と発売日が決定されるという。
また、再生品やレンタル端末として出荷されなかった端末は、利用可能なコンポーネントが分解・再利用される。半導体やカメラモジュールなどはテストサンプル目的で使用されるほか、環境にやさしい方法を用いて抽出された、銅、ニッケル、金、銀などの原材料も再利用されることになる。
なお、Samsungは3月29日(現地時間)にニューヨークにて新製品発表会「Galaxy UNPACKED 2017」を開催予定。最新フラッグシップスマートフォン「Galaxy S8」が発表される。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
Samsung Electronics Co., Ltd,: http://www.samsung.com/