2017.04.07 14:31 更新
2017.04.06 配信
NVIDIA、Pascalアーキテクチャを採用するコンシューマ向け最上位グラフィックスカード「TITAN Xp」を発表した。直販サイトでは既に受注が開始され、価格は1,200ドル。なお発送先はアメリカ、カナダ、プエルトリコ、ヴァージン諸島(アメリカ領)に限定されている。
昨年7月に発表された「TITAN X」の上位モデルで、GPUコアにはフルスペック版のGP102コアを採用。CUDAコア数はワークステーション向け最上位の「Quadro P6000」と同じ3,840基を備える。
動作クロックはコアブーストクロック1,582MHz、メモリクロック11.4Gbps、メモリバス幅384bit、メモリ帯域幅は547.7GB/secで、GDDR5 12GBのビデオメモリを搭載。NVIDIA GPU Boost 3.0、NVIDIA G-SYNC、NVIDIA GameStreamなどの機能に対応し、「SLI HBブリッジ」によるマルチグラフィックスもサポートする。
直販サイトでは、既に販売開始。1人あたり2枚まで購入することができる |
VGAクーラーは2スロット占有の外排気クーラーで、バスインターフェイスはPCI-Express3.0(x16)。出力インターフェイスはDisplayPort1.4×3、HDMI2.0b×1、消費電力は250Wで、補助電源コネクタは8+6pinを備える。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
NVIDIA Corporation: http://www.nvidia.com/