2017.04.14 14:00 更新
2017.04.14 配信
中小企業向けに最適化された、オールインワン型NASキットの新製品。5ベイNAS「DiskStation DS1517+」と、8ベイNAS「DiskStation DS1817+」の2機種。それぞれ搭載メモリが2GBと8GBの2モデルが用意される。
CPUはIntel Atom C2538(クアッドコア/2.4GHz)を搭載し、メモリは最大16GBまで増設可能。ギガビットイーサネットは合計4ポートを装備し、PCI-Express(
2.0)×4(x8形状)×1の空きスロットに10GbE LANが増設可能。10GbE Link Aggregationの有効化RAID 5構成で、最大読込1,179MB/sec(DS1517+は1,165MB/sec)、最大書込542MB/sec(同527MB/sec)の高速データ転送を実現する。
DiskStation DS1517+ |
またSynologyとしては初となる、M.2 SSDの増設に対応。アダプターカード「Synology M2D17」(市場想定売価税抜16,500円前後)に市販のM.2 SSD(2280/2250/2242)を2枚搭載可能で、ドライブベイを消費することなく、ストレージ収納力がアップ。拡張ユニット「Synology DX517」(市場想定売価税抜58,000円前後)を接続すれば、さらに5ベイが拡張できる。
DiskStation DS1817+ |
操作面では、ブラウザベースのNAS専用独自OS「Disk Station Manager(DSM)」により、直感的操作が可能。Btrfsファイルシステムに対応し、各種操作により高度なストレージ管理ができる。
主なスペックは「DiskStation DS1517+」が外形寸法W250×D243×H166mm、重量4.46kg。外部インターフェイスはUSB3.0×4、eSATA×2、冷却ファンは80mm口径×2基(26.2dBA)。
「DiskStation DS1817+」は外形寸法W343×D166×H243mm、重量6.0kg。外部インターフェイスはUSB3.0×4、eSATA×2、冷却ファンは120mm口径×2基(22.2dBA)。RAIDレベルは共にSynology Hybrid RAID、Basic、JBOD、RAID 0/1/5/6/10。製品保証は3年間。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 松枝 清顕
Synology Inc.: http://www.synology.com/
株式会社アスク: http://www.ask-corp.jp/