1,000:1の高輝度表示で安定した出力が可能

HDR映像制作向けに開発された31.1型4K（4,096×2,160）液晶ディスプレイ。新型のIPS液晶パネルと、専用高輝度バックライトを組み合わせることで、明暗比が大きい部分の輪郭がにじむ「ハロー」を解消しつつ、コントラスト比100万:1、輝度1,000cd/㎡の高輝度・高コントラスト表示に対応する。

HDR規格は、配信・映画制作向け「PQ方式」と、放送向けの「Hybrid Log Gamma（ハイブリッドログガンマ）方式」の両方をサポート。また「PQ方式」は、HDRの国際標準規格である「ITU-R BT.2100」および「SMPTE ST2084」に、「Hybrid Log Gamma方式」は「ITU-R BT.2100」に準拠する。

主なスペックは、視野角が水平/垂直178°、表示階調1,024、表示色約10億7,374万色、画素密度は149ppi。インターフェイスはDisplayPort×2（HDCP対応）、HDMI×2（HDCP対応/DeepColor対応）、USBハブ×3（内1つはバッテリーチャージャーに対応）。

なお製品には電源コード、USBケーブル、ユーティリティーディスク、調整データシート、セットアップガイド、スクリーンクリーナー、遮光フードなどが付属する。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
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