2017.05.08 10:53 更新
2017.05.02 配信
Intelより、データセンター向けNVMe SSDの新製品「SSD DC P4500/4600」シリーズがリリースされた。搭載されるNANDフラッシュは3D TLC NANDで、新型コントローラと独自ファームウェアを採用。コストを抑えつつデータセンターの性能や管理性、信頼性を向上できるという。
いずれもインターフェイスはPCI-Express3.0(x4)で、フォームファクタはHHHLと2.5インチ(15mm厚)の2種がラインナップ。MTBFは200万時間とされ、製品には5年保証が提供される。
「SSD DC P4600」シリーズは、混合ワークロード向けに開発された上位モデル。読込だけでなく書込も高速なため、アプリケーションやサーバーのキャッシュとして使用することで、処理の高速化とワークロードの同時処理数を改善することができる。
容量はHHHLが2TBと4TB、2.5インチが1.6TB、2TB、3.2TBの計5モデル展開。転送速度はシーケンシャル読込最高3,270MB/sec、書込最高2,100MB/sec、ランダム読込最高695,000 IOPS、書込最高228,000 IOPS。書込耐性は8,520~21,690 TBW。
「SSD DC P4500」シリーズは、読込中心ワークロード向けに開発された下位モデル。各種ストリーミングサービスや大容量データを保存するサーバーに向く。
容量はHHHLが4TB、2.5インチが1TB、2TB、4TBの計4モデル展開。転送速度はシーケンシャル読込最高3,290MB/sec、書込最高1,860MB/sec、ランダム読込最高687,000 IOPS、書込最高62,000 IOPS。書込耐性は1,330~4,600 TBW。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
Intel Corporation: http://www.intel.com/