「Raspberry Pi」を使い各種測定ができる測定基板2種

ビット・トレード・ワンは、CQ出版株式会社発行の「トランジスタ技術6月号」と連動した、「Raspberry Pi」に対応する測定基板2種の販売を開始した。

「USBマルチメータ」は、リアルタイム測定が得意なPICマイコンを搭載し、電圧/電流/抵抗値/容量値/周波数を同時に測定できるマルチメータ。

製品には標準でシリアル変換アダプタが同梱されており、「Raspberry Pi」やPCとUSB経由で直接接続が可能。また取得データはブラウザまたはCSV形式での出力に対応する。なお製品は完成モデルの他、「トランジスタ技術6月号」に付属するベース基板を元に開発するパーツキット（型番：ADCQ1706AK/税抜6,480円）が用意される。

「USBオシロスコープ」は、パイプライン型A/Dコンバータを備え10Mspsの高速A/D変換に対応するオシロスコープ。こちらもシリアル変換アダプタが同梱され、「Raspberry Pi」やPCとの連携が可能。またグラフ、ブラウザでの波形観測や、ログ出力機能を備える。なおこちらは完成モデルのみとなる。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
株式会社ビット・トレード・ワン： http://bit-trade-one.co.jp/