ラジエター一体型のファンハブを標準装備

Fractal Designより、2014年12月にリリースされた「Kelvin」シリーズ以来、久しぶりとなるオールインワン水冷キットの新作「Celsius」シリーズが登場した。

ポンプの回転数は正確なマニュアル調整ができるPWMモードと、インテリジェントな温度制御を行うオートモードから選択可能。水冷ヘッド部には最新の消音素材が内蔵され、優れた冷却性能と静音性を両立させた。

またラジエター部には4つのファンハブを搭載し（「Celsius S24」は3つ）、ケーブルマネジメントが容易に行えるのも特徴。さらに先代モデルと同じくG 1/4”フィッティングを採用するため、GPU用の水冷ブロックなど、システムの拡張にも対応する。

製品ラインナップは360mmラジエターの「Celsius S36」と、240mmの「Celsius S24」の2種。いずれも冷却ファンは「Dynamic X2 PWMファン」（500～2,000rpm/32.2dBA/87.6CFM/2.30mmH2O）、チューブ長は400mmで、ラジエターにはアルミ素材を採用する。

ラジエターサイズは前者が403×123×30mm、後者が284×122×31mm、対応プラットフォームは、Intel LGA2011-v3/2011/1366/1156/1155/1151/1150、AMD Socket AM2/AM2+/AM3/AM3+/AM4/FM1/FM2/FM2+。なおこの製品については近日中に詳細レビューをお届けする予定なので楽しみにしていてほしい。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
Fractal Design： http://www.fractal-design.jp/