インドなど新興国市場で発売。“第3のOS”Tizen搭載の最新スマホ

Tizen OSの最新バージョンTizen 3.0を搭載する、Samsungの低価格スマートフォン「Samsung Z4」がリリース。主に新興国市場向けに出荷される端末で、インド市場をはじめ一部の国と地域で販売される。カラーバリエーションは、Black/Gold/Silverの3色。

Samsungが初めてのスマートフォンユーザーに最適と謳うTizen 3.0は、手軽にアクセスできるクイック起動アクションが特徴。ジェスチャー操作やボタン操作を組み合わせ、ホーム画面に戻らずにカメラのクイック起動など複数の動作が可能という。また、アラームや通話、音楽など、地域別にローカライズされた音声コマンドにも対応する。

主なスペックは、ディスプレイが800×480ドットの4.5インチ液晶、プロセッサはクアッドコア1.5GHz、メモリ1GBを実装。デュアルフラッシュを備えたF値2.2レンズ採用の500万画素カメラを両面に搭載、バッテリー寿命を最大化する「Power Planner」に対応した2,050mAhバッテリーを内蔵する。

そのほか、ネットワークはBluetooth 4.0と無線LANをサポート。通信方式はLTE Cat.4対応で、デュアルSIMとシングルSIMモデルをラインナップする。外形寸法W69.2×D132.9×H10.3mm、重量143g。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
Samsung Electronics Co., Ltd,： http://www.samsung.com/