2017.05.17 16:15 更新
2017.05.17 配信
定評のサイドフロー型CPUクーラー「虎徹」がモデルチェンジ。より扱い易くなったオリジナル設計モデル「虎徹Mark II」が5月末より販売が開始される。
基本設計を踏襲しつつ、従来モデルの欠点を改良。具体的にはスプリングスクリュー仕様「ブリッジ式リテンション」を採用し、標準でRyzen(Socket AM4)にも対応。周辺クリアランス(メモリ・グラフィックスカード)を確保し、物理的干渉を抑えた。さらに全高154mmとし、比較的コンパクトな筐体でも搭載できる。
アルミニウム製放熱フィンは、幅58mmの「ナロータイプフィン構造」。ヒートパイプはφ6mm×4本で、腐食を防ぐニッケルメッキ処理済み。受熱ベースは銅製で、CPUの熱を効果的に吸い出す厚さが確保されている。
搭載ファンは120mm口径PWM対応「KAZE FLEX」で、軸受けは長寿命と静音性を両立する高密度密閉型FDB。フレームの四隅には防振ラバーを装備し、防振性を高めた。なおスペックは回転数300±200~1,200rpm±10%、騒音値4.0~24.9dBA、風量16.6~51.17CFM、静圧0.75~10.3Pa/0.0762~1.05mmH2O。
外形寸法はW130×D83×H154mm(全体寸法)、重量645g。対応ソケットはIntel LGA775/115x/1366/2011(v3)、AMD Socket AM2(+)/AM3(+)/AM4/FM1/FM2(+)。製品には図解入り多言語マニュアル、グリスが付属する。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 松枝 清顕
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