2017.05.25 12:00 更新
2017.05.24 配信
Intelは、Appleと共同開発したインターフェイスThunderbolt 3の機能を、将来的にIntel製CPUに統合する予定であることを発表した。
Thunderbolt 3は帯域幅が広く供給電力も大きいことから、特に薄型ノートPCでのメリットは大きい。だたし専用コントローラが必要になるため、追加コストがかかるという問題点がある。しかしCPUに機能が統合されることでこの問題が解消。さらにUSBとの互換性も維持されており、既存の資産が無駄にならないのも大きなメリットだ。
またIntelでは、Thunderbolt 3のプロトコル仕様をロイヤリティフリーライセンスで来年中に提供予定。これにより安価な互換チップや周辺機器の開発が可能になる。
現在はハイエンド向けという印象が強いThunderbolt 3だが、この計画が順調に進めば一気に普及が加速するだろう。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
Intel Corporation: http://www.intel.com/