2017.05.30 15:22 更新
2017.05.30 配信
Western DigitalとSanDiskの2ブランドから、コンシューマ向け製品としては世界初となる64層3D NAND採用のSSDがリリースされた。いずれも容量は、250GB/500GB/1TB/2TBをラインナップする。
「WD Blue 3D NAND SATA SSD」は、業界最高水準のMTTF1,750,000時間を特徴とする高耐久モデル。プラットフォームは2.5インチ(7mm厚)とM.2 2280(片面実装)の2タイプで、主要プラットフォームとの互換性を証明する「WD Functional Integrity Testing Lab(FIT Lab)」の品質認証を取得している。
また、クローニングソフト「Acronis True Image WD Edition」や、パフォーマンス・容量監視とファームウェア更新用ツール「WD SSD Dashboard」が無料で付属する。
同時に発表されたSanDiskブランドの「SanDisk Ultra 3D SSD」は、ゲーマー・クリエイターを対象に、既存システムのアップグレードを想定した製品。プラットフォームは7mm厚の2.5インチで、低発熱や耐衝撃・耐震性を備えている。
なお、「WD Blue 3D NAND SATA SSD」と「SanDisk Ultra 3D SSD」ともに、転送速度はシーケンシャル読込最大530MB/sec、シーケンシャル書込最大530MB/secで、総書き込み容量は500TBW。メーカーによる保証期間は3年間。現時点における国内向け取り扱いは不明だ。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
Western Digital Corporation: http://www.wdc.com/