2017.05.31 12:39 更新
2017.05.30 配信
Androidを開発した技術者として知られる。元Google幹部のAndy Rubin氏が立ち上げたアメリカの新興メーカー・Essentialから、第1弾のスマートフォン「Essential Phone」が登場した。“Full Display”と称する狭額縁の高精細ディスプレイを備えた超ハイエンドスペックのモデルで、チタン製フレームとセラミックパネルを採用した、贅沢な仕様になっている。
ディスプレイは、解像度2,560×1,312ドット、アスペクト比19:10の5.71インチ液晶を搭載。プロセッサはQualcomm Snapdragon 835、メモリ4GB、ストレージ128GBを実装、OSは最新のAndroid OSが搭載される見込み。
カメラは、RGBとモノクロセンサーを搭載した1,300万画素のデュアルカメラを装備。通常のスマートフォンに比べ200%明るい撮影が可能なほか、ハイブリッドAFや像面位相差AFに対応する。
そのほか、背面に近距離無線通信と給電用の端子を装備。マグネット合体の外部モジュールによる機能拡張に対応する、ユニークな機能を備えている。第1弾のアクセサリとしては、本体発売と同時に360°カメラがリリースされる予定だ。
ネットワークは、Bluetooth 5.0、802.11acの無線LAN(MIMO対応)をサポート。通信方式はLTEに対応。外形寸法W71.1×D141.5×H7.8mm、重量185g以下。バッテリー容量は3,040mAhで、ワイヤレス充電に対応する。
Essential Home |
また、スマートフォンと同時にスマートデバイスの「Essential Home」もリリースされた。独自OSの「Ambient OS」を搭載したホームアシスタントで、「Amazon Echo」や「Google Home」のように音声でコントロールする。画面のタッチ操作や目線での起動にも対応するという。
そのほか、極力クラウドを使用せずスマートフォンとの直接通信で処理を行う、セキュリティ性の高さも特徴。現時点ではスペックなど詳細は不明で、発売時期や価格も追ってアップデートされることになっている。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
Essential Products: https://www.essential.com/