2017.06.06 11:20 更新
2017.06.05 配信
Appleの開発者向けカンファレンス「WWDC 2017」にて、「iPad Pro」の新モデルが発表。12.9インチの大型モデルに加えて、新たに9.7インチモデルを置き換える10.5インチモデルが追加された。容量ラインナップは64GB/256GB/512GBをラインナップ、従来からストレージ容量は倍増した。
ディスプレイは、HDR対応のTrue Toneディスプレイを採用。最大解像度は2,224×1,668ドットで、DCI-P3の広色域表示に対応、明るさは最大600ニト。リフレッシュレート最大120Hzをサポートするほか、コンテンツに合わせてリフレッシュレートを可変させる機能を備える。また、専用スタイラスペン「Apple Pencil」の応答速度が20msに改善した。
プロセッサは、6コア64bit対応のA10X Fusionと12コアGPUを搭載。従来のA9Xプロセッサに比べ、CPUパフォーマンスは最大30%、GPUは最大40%向上している。
そのほか、F値1.8の明るいレンズを採用した1,200万画素カメラを装備。フロントには、性能が向上した700万画素のFaceTime HDカメラを実装している。外形寸法と重量は、10.5インチモデルがW174.1×D250.6×H6.1mmで469~477g、12.9インチモデルがW220.6×D305.7×H6.9mmで677~692g。
10.5インチモデルの想定売価は、Wi-Fiモデルが649ドルから、Wi-Fi+Cellularモデルが779ドルから。カラーバリエーションはシルバー/スペースグレー/ゴールド/ローズゴールドの4色展開。もう一方の12.9インチモデルは、Wi-Fiモデルが799ドルからでWi-Fi+Cellularモデルが929ドルから、カラーはシルバー/スペースグレー/ゴールドをラインナップする。
また、Mac風のドックやドラッグ&ドロップによるコピーなどに対応する、iPad向け機能を強化した新OS「iOS 11」も発表。6月下旬より提供が開始される。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
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