5K対応の27型Retinaディスプレイを搭載

Appleより、Mac史上最強を謳うワークステーションクラスのオールインワンPC「iMac Pro」が発表。今年12月より発売が開始される。

プロセッサは最大18コアの次世代Intel Xeonで、グラフィックスカードには単精度演算処理11TFLOPのRadeon Pro Vegaを標準装備。さらに従来モデルから冷却性能を80％向上させた新設計のサーマルソリューションにより、スリムサイズながら優れた性能を発揮。ファイルレンダリングや4Kビデオ編集、粒子シミュレーションなど、従来のPCでは難しかった重量級の作業を高速に処理することができる。

液晶ディスプレイは5K（5,120×2,880ピクセル）の27型Retina液晶で、輝度500nit、色域はDCI-P3、表示色は10億色以上に対応。メモリはDDR4-2666MHz 32GB（最大128GB）、ストレージは1TB HDD（最大4TB）で、インターフェイスは3.5mmヘッドフォン、SDXCカードスロット、USB3.0×4、Thunderbolt 3（USB Type-C）×4、1080p FaceTime HDカメラを搭載する。

ネットワークはIEEE 802.11ac無線LAN、Bluetooth 4.2、10ギガビットLANに対応。外形寸法は、W650×D203×H516mm、重量9.7kg。筐体カラーはスペースグレーで、製品にはMagic Keyboard、Magic Mouse 2、Lightning-USBケーブル、電源コードが付属。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
Apple Inc.： https://www.apple.com/