2017.06.12 16:00 更新
2017.06.12 配信
文字盤とベルトのデザインをワンタッチで変更できる、電子ペーパー採用のディスプレイウォッチ「FES Watch U」がソニーから発売。同社の新規事業創出プログラム「Seed Acceleration Program」から誕生し、昨年8月には「First Flight」においてクラウドファンディングが行われていた製品。今回正式に販売が開始されることになった。
腕時計の実用化製品としては、世界で初めてアクティブマトリクス型フレキシブル電子ペーパーが組み込まれた。ボタンを押すだけで文字盤とベルトのデザインがいつでも変更可能で、本体には12種類のプリセットを内蔵。さらにスマートフォンで撮影した写真やライブラリ画像の取り込みに対応、オリジナルのデザインを作成できる。また、クリエイターとコラボレーションしたデザインの無料ダウンロードも可能だ。
2015年に発売された「FES Watch」に比べ、より時計としての高級感を追求。リチウムイオン電池を内蔵し、約2.5時間の充電で最大約2週間の連続動作に対応する。ラインナップは「シルバー」「ホワイト」の通常モデルのほか、風防に反射防止加工済みのサファイアガラスを使用した「プレミアムブラック」が用意される。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
ソニー株式会社: http://www.sony.jp/