2017.06.15 18:44 更新
2017.06.15 配信
昨年6月に、パナソニック ヘルスケア株式会社の手術・内視鏡用ディスプレイ事業を買収したEIZOから、同ブランド初の手術用3D液晶ディスプレイ「CuratOR」シリーズがリリースされた。
発光効率の優れたLEDバックライト搭載することで、高輝度・高コントラスト表示が可能。内視鏡や手術顕微鏡などで必要とされる、奥行感、立体感のある高精細な3D手術映像を忠実に再現できるという。
また映り込みを抑えるとともに高い視認性を確保する「オプティカルボンディング加工」や、安全性、衛生面に配慮した「フルフラットデザイン」、清掃や消毒が簡単に行える「ファンレス設計」などの特徴を持つ。
CuratOR EX3220-3D |
「CuratOR EX3220-3D」は、31.5インチパネルを採用する大型モデル。解像度は1,920×1,080ドット、視野角水平/垂直178°、輝度650cd/㎡、コントラスト比1,400:1、応答速度16ms、表示色は最高約10億7,374万色。
CuratOR EX2620-3D |
「CuratOR EX2620-3D」は、26.0インチパネルを採用する小型モデル。解像度は1,920×1,080ドット、視野角水平/垂直178°、輝度580cd/㎡、コントラスト比1,400:1、応答速度18ms、表示色は最高約10億7,374万色。
防塵・防水性は液晶パネル前面がIP45、背面部分がIP32で、VESA規格に準拠。製品保証は2年間。なおEIZOでは4K(3,840×2,160)解像度モデルなど、異なる解像度やサイズの製品も開発中だ。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
EIZO株式会社: http://www.eizo.co.jp/