2017.06.21 11:24 更新
2017.06.20 配信
AMDは開発コードネーム「Naples」こと、Zenアーキテクチャを採用するサーバー向けCPU「EPYC 7000」シリーズを正式発表した。
CPUコアは最大32コア/64スレッドに対応し、デュアルソケット構成をサポート。メモリコントローラはCPUあたり8ch/16DIMMスロット(DDR4-2400MHz)で、シングルサーバーでは2TB、デュアルサーバーでは4TBまで拡張可能。さらにPCI-Express3.0レーンは、ソケットあたり64レーン、最大128レーンの広帯域を確保した。
またCPUモジュール間の接続に広帯域・高速な「Infinity Fabric」を採用するのも特徴。デュアルCPU構成時にはCPU間の接続にも利用され、ボトルネックを解消している。
製品ラインナップは32コア/64スレッド対応の「EPYC 7601」を筆頭に、8コア/16スレッドの「EPYC 7251」まで計12モデルがラインナップ。なお最上位の「EPYC 7601」は、競合となるXeon E5-2699A V4との比較で、整数演算は最大47%、浮動小数点演算は最大75%高速になるとしている。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
AMD: http://www.amd.com/