20年以上続くメモリソリューションの老舗が消滅。事業売却も検討

Micronより、100％子会社として傘下に収めるLexarブランドのリムーバブルメディアストレージ事業廃止がアナウンスされた。Lexarが小売やOEM向けに展開している、USBメモリ、フラッシュメモリカード、カードリーダー、ストレージドライブといった事業がすべて廃止される。

Lexarは、USBメモリやメモリカードといった、メモリソリューションを手がけて20年以上になる老舗ブランド。2006年にMicronに買収された後は、コンシューマー・プロダクツ・グループ傘下の100％子会社として事業を行ってきた。

Micronによれば、今回の決定は「高付加価値市場と販売チャネルにおける機会拡大のため」の事業集約の一環によるもの。今後事業廃止の手続きを進めるとともに、「事業のすべてまたは一部を売却する機会を検討している」と発表している。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
Micron Technology： http://www.micron.com/