2017.07.06 13:11 更新
2017.07.06 配信
日本国内向けのルーター製品としては初投入となる、Synologyの高速無線LANルーター「RT2600ac」がリリース。昨年末に秋葉原で開催された「Synology 2017」でお披露目された製品で、8ヶ月越しの正式発表となった。
昨年のCOMPUTEXや「Synology 2017」イベントでお披露目された、Synologyの高速ルーターがいよいよ発売。海外では1月から販売が開始されていた |
「スマートWAN」機能を搭載し、複数の帯域を組み合わせた最大2GbpsのデュアルWANをサポート。同時に2つの接続回線を利用し、帯域バランシングによる負荷分散、フェイルオーバー設定に対応する。
また、高速な処理能力を発揮する1.7GHz動作のデュアルコアCPUを搭載。MU-MIMOとビームフォーミングをサポートする802.11ac wave 2に対応、複数の端末が同時に高速で接続可能だ。無線LANの転送速度は、2.4GHz帯最大800Mbps、5GHz帯最大1,733Mbps。
そのほか、直感的に利用できるVPNソリューション「VPN Plus」に対応。手軽にVPN環境を構築可能で、外出先から社内のイントラネットに安全かつ簡単にアクセスできる。なお「VPN Plus」では、WebVPN、Synology SSL VPN、SSTPにアクセスできる無料アカウント(2つ以上はライセンス購入が必要)が提供される。
インターフェイスは、ギガビット対応のWANポート×1、LANポート×4(内1ポートはデュアルWANで使用)、USB3.0×1、USB2.0×1、SDカードリーダーを実装。外形寸法はW280×D169×H77mm、重量700g。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
Synology Inc.: http://www.synology.com/