2017.07.13 10:52 更新
2017.07.12 配信
SAPPHIREは、AMDの新省電力SoC G-series LX210を搭載する4インチサイズのファンレスシングルボードPC「BP-LX210KL」を発表した。
SoCの詳細は不明ながら、従来のG-seriesと同じくx86互換のデュアルコアCPUと、RadeonシリーズのエントリークラスGPUを搭載。ディスプレイ出力はHDMI×2を備え、省電力・コンパクトながらデュアルグラフィックス出力に対応。シンクライアント端末やPOS端末、メディアプレーヤ、デジタルサイネージなどの組み込み向け用途に向く。
主なスペックはメモリスロットがDDR3-SODIMM×2(最大16GB)、拡張スロットはminiPCI-Express×1、mSATA×1。インターフェイスはギガビットLAN×1、コンボオーディオジャック×1、USB3.0×2、USB2.0×2を備える。
製品には専用のヒートシンク、ドライバDVD、クイックインストールガイドなどが付属。また4GBメモリ、電源コード、ACアダプタ、16GB USBドライブが付属する完成モデルも用意される。なおMentorブランドからは専用の組み込み向けLinux「Mentor Embedded Linux」も提供される予定だ。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
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