パフォーマンス・電池持ちが向上。UI刷新や多数の新機能が追加される次世代Android

Googleがかねて開発者向けに提供を行っている、「Android O（8.0）」の最終プレビュー版「Developer Preview 4」が公開された。ユーザー向けの公式リリースは、今夏の後半が予定されている。

「Android O（8.0）」では、パフォーマンスと電池持ちが大きく改善されるほか、複数の新機能が追加。UI全般が刷新され、通知機能も改善。新たに指定時間後に再通知するスヌーズや、一定時間後に消去するタイムアウト設定が可能になった。

また、Android 7.0世代ではAndroid TVのみのサポートだった、ピクチャー・イン・ピクチャー（PIP）に対応。バックグラウンドで動作するアプリの現在位置取得が制限されるなど、一部動作の挙動も変更される予定だ。

最終プレビュー版は、「Developer Preview 3」までのバグ修正や最適化が主なアップデート内容。対応デバイスは「Pixel」「Pixel XL」「Pixel C」「Nexus 5X」「Nexus 6P」「Nexus Player」など。「Android Beta Program」にデバイスを登録することで、OTA配信でアップデートが行われる。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
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